

『星の王子さま』や『不思議の国のアリス』を彷彿とさせる、童話風のメッセージやナンセンス、詩的文学的引用をちりばめた、嶽本野ばら書き下ろし新作小説。
ーー継母にいじめられ、故郷を追われたアリスがたどり着いたのは、四畳半風呂なしの小さな小さな星でした――
【著者紹介】
嶽本野ばら (タケモトノバラ)
京都府宇治市生まれ。1998年に初のエッセイ集『それいぬ――正しい乙女になるために』でデビュー。2000年に初の小説集『ミシン』を刊行して以降、少女文化やストリートカルチャーを原点にした独特の世界観で支持を集める。主著に三島由紀夫賞候補作となった『エミリー』『ロリヰタ。』の他、『鱗姫』『カフェー小品集』『下妻物語』などがある。
【仕様】
装画 今井キラ
装幀 ミルキィ・イソベ
発売日:2014/06/24
判型:四六判
ページ数:178頁